染め・紙漉き工房

<協力工房 工芸科>


染め・紙漉き工房では、自然素材と共にこの日本で育まれた伝統的な技術の習得から、専門性にとどまらない個性ある表現へと昇華させて行きます。自然界から採取した、しなやかな材料と対話することで、繊細な触覚に磨きをかけ、新たな可能性を模索します。デジタル化、AI化の進むこの現代社会に抗するように、あえて自然素材に回帰する実験的な場として、染め・紙漉き工房が活用されることが、この工房のあり方であると考えます。

主要設備
ホレンダービータ(約136×62cm)、ナギナタビータ(約108×53cm)、圧搾機(約102×70cm)、漉き舟(約135×105×30cm)、簀桁(約97×66.2cm、約63.8×50.5cm、A3判)、捺染台(600×122cm)、蒸し箱(約104×57×135cm)、感光機(約130×160cm(105×85cm))、寸胴、ステンレス枠、スキージ、バケット

工房紹介